イノベーティブ ハーレー

あなたのハーレーにイノベーションを

ハーレーのブレーキ周りのパーツ・ローターとキャリパーとパッドについて

足回り

ハーレーをはじめとするバイクや車には、当たり前ですがエンジンとブレーキが搭載されています。ブレーキがなければ、バイクを止めることができないので非常に重要な設備といえるでしょう。

ブレーキは、様々なパーツから成り立っています。
ハーレーは、走行性能の良さや見た目のかっこよさなどから、多くのライダーに人気があるバイクです。ハーレーを単にツーリングを楽しむために所有する人もいますが、中にはハーレーのパーツを交換したり、車体を装飾したりして、自分に合わせた走行性能を備え、自分の好ましいデザインの施されたハーレーを作り上げることを楽しむ人も多いです。

ハーレーを自分に合わせてカスタムするのならば、ハーレーをはじめとした多くのバイクにとって重要なブレーキについて知ることも重要です。整備をする際に正確な知識がなければ、事故につながってしまいます。ブレーキと一口に言っても、様々な種類がありますが、ハーレーではディスクブレーキが使われています。

ディスクブレーキでは、ブレーキのパーツとしてブレーキキャリパー、ブレーキローター、ブレーキパッドなどが使用されているものです。ディスクブレーキは車輪とともにブレーキローターと呼ばれている円盤が回転しており、その回転をブレーキキャリパーと呼ばれる機構でもってブレーキパッドをブレーキローターに押し当てることによって止めてブレーキをかけています。

これらのことから、回転し続けるブレーキローターも、回転するブレーキローターに押し当てられるブレーキパッドも、そして大きな負荷のかかるブレーキキャリパーも、バイクを走らせ続ける限りは摩耗していきます。

ハーレーのブレーキシステムは、広大な土地を走行することを目的として造られているため、緩い設計になっており、日本の道を走行する際のブレーキには適していません。
より安全で快適な走行性能を実現するためには、ブレーキキャリパーを強化するために、パーツの交換が有効なことも多いです。その際には、ハーレーのブレーキのパーツと仕組みを理解していることが必要となります。


ハーレーは操作の大半の役割を担うブレーキレバーもクラッチレバーもアメリカンサイズ

赤いハーレー

アメリカンバイクの代名詞、バイク乗りのみならず一度は耳にしたことがある人の方が多いくらいの高い知名度を誇るバイクブランドがハーレーです。独特のフォルムで見ているだけでもワクワクしてくるようなどことなくヤンチャで、どちらかと言えばじゃじゃ馬的なイメージの強い印象を持つバイクです。その魅力を一つずつ取り上げるときりがない位沢山の魅力を持つバイクですが、やはり大きくダイナミックな車体とエンジン、そして唯一無二のエンジン音が代表的です。
一般的な日本人体格の方が乗るには少し大きく重量感のある車体や、お世辞にも取り回しが良いとは言えないほどのホイールベースの長さ、今時空冷エンジンで夏場のツーリングでは地獄のような熱さを耐えなければいけないといったハイブリッド時代を逆行しているような仕様。
それがハーレーなのです。

全てのサイズ感が国産とは一線を画しています。タンクも、ハンドル幅も、クラッチレバーも、ブレーキレバーも、タイヤも、フロントフォークの長さや太さも例外ではありません。ただ大きさだけではなく違った意味でもケタ違いなパーツがあります。それはアメリカンバイクなら外す事の出来ないお化粧パーツの一つで、クロームメッキを施したパーツです。そのメッキの厚みもケタ違いの厚みで仕上げられており、国産バイクでは決してまねすることの出来ないクオリティです。少々の事でメッキが剥がれるといったトラブルも少ないので、メッキのメンテナンスで神経質になることもありません。

そんな魅力的なハーレーですが、やはり自分なりに乗りやすくカスタムしたいものです。特に日本人の手の大きさはアメリカ向けに作られてきたバイクには少し小さいのです。まったく握れないような事や、操作出来ないといった事は少ないかもしれませんが、操作する回数も多いパーツなので疲労の蓄積や、操作ミスによる事故など減らすことのできるリスクは減らしたいものです。

ブレーキレバーもクラッチレバーもバイクを操作する役割では一番重要と言っても過言ではないパーツです。調整幅で解決できる事もありますが、沢山のカスタムパーツや社外品で手の小さい方向けなどの魅力的なパーツも販売されています。
ブレーキレバーの調整もクラッチレバーの調整も安心できるメカニックによく相談したうえで、自分が求めている理想に少しずつ近づけて、いつまでも安全に楽しくバイクに乗りたいものです。