ハーレーオーナーが国産車よりも外車を好む理由とは

ハーレーオーナーが国産車よりも外車を好む理由

ハーレーオーナーによってはハーレー以外にも自動車を所有していることがありますが、その多くが外車を選ぶ傾向にあります。ぜったい国産車を選ばないとは言い切れませんが、自動車を持つなら外車とこだわるケースが多数です。これは外車の希少性に個性的な価値を見い出している他、手間がかかる車両への愛着が関係しています。

日本国内では外車の数は少数であり、その希少性から高額で販売されるのが普通です。ハーレーと同様に中古車でも高値安定の車両が多く、所有することが一種のステイタスになります。
また、他に所有する人が少ないことから自分だけの愛車であると強くアピールすることが容易であり、他との差別化にこだわるハーレーオーナーには最適です。

外車の魅力は大型の車体やパワフルな走行性能のほかに、メンテナンスの手間が挙げられます。外車は修理用のパーツの入手が難しいうえ、燃費も国産車に比べると決して良いとは言えません。維持費が嵩むのは否定できない欠点ですが、外車を愛するハーレーオーナーにとってはその欠点すらチャームポイントになります。手間のかかる外車をじゃじゃ馬に見立てて、自分は世話焼きの馬主であるかのように振る舞うのは外車好きのハーレーオーナーなら決して珍しいことではありません。
高性能で故障が少なく、修理用のパーツが容易に入手できる国産車は大人しく、面白みがないと感じてしまうのがハーレーオーナーの気質と言えます。

ハーレーも外車も日本国内では高額でメンテナンスに手間がかかる共通点があります。実用品としては決して優秀とは言い難い車両ですが、だからこそ個性を重視するハーレーオーナーにとっては最高に魅力的な一台と言えるのです。